猫ちゃんが急に「オエッ」と吐いてしまって、
びっくりしたことはありませんか?
特に 白い泡や透明な液体を吐く場合、原因は
「空腹」であることが多いんです。
猫はもともとグルーミングで毛を飲み込みやすく、
嘔吐自体は珍しいことではありません。
でも、頻繁に吐いてしまうと猫ちゃんの体にも負担がかかりますし、
飼い主さんも心配で落ち着きませんよね。
実は、ちょっとした工夫で「空腹が原因の嘔吐」はぐっと減らせます。
この記事では、猫ちゃんが空腹で吐いてしまうときの
飼い主さんができる簡単な対策 をご紹介します。

猫ちゃんの嘔吐を放置してしまうと…
猫ちゃんが吐くことはよくあるし…とそのまま放置してしまうと、
猫ちゃんにとっては
体に負担がかかり、ストレスが蓄積 されてしまいます。
飼い主さんも猫ちゃんがオエッオエッと苦しそうに吐いてる姿を見ていると、
心配で不安になりますよね。
しかもそれが外出の直前となると、心配な気持ちのまま出かけることになり…
仕事に集中できなかったり、上の空になってしまったりします。
また頻繁に嘔吐すると、その分掃除の頻度も多くなってしまったり、
いつどこで吐くかわからないので、カーペットやソファーで吐いてしまうと、
汚れや匂いが残りやすく、掃除・洗濯は大変です。

今回ご紹介する方法を取り入れることで、
「空腹による猫ちゃんの嘔吐」を軽減し、
猫ちゃんも飼い主さんも、
ストレスなく安心してのんびり過ごせる日常を手に入れましょう♫

猫ちゃんの嘔吐が「空腹サイン」かどうかを確認
それではまず、猫ちゃんの嘔吐が「空腹」であるかどうかを、どうやって判断するかというと、
猫ちゃんの嘔吐物を確認します。
白い泡が含まれていたり、透明な液状のものを吐いている場合は
胃液を吐いており、原因が「空腹」だと考えられます。
猫の空腹嘔吐を防ぐための3つの対策方法
空腹が原因で吐いてしまう猫ちゃんには以下の方法を試してみてください。
- ご飯は“ちょこちょこ”あげるのがコツ
- ご飯の時間はなるべく同じに
- ご飯のお皿は少し高めに
それでは詳しくご紹介します。
1. ご飯は“ちょこちょこ”あげるのがコツ
猫ちゃんにご飯をあげるタイミングを朝と夜などの2回にされている場合、
次のご飯の時間までに間隔が空き、猫ちゃんは空腹時間が長くなります。
1日分のご飯の量はそのままで、4回ほどに小分けし、朝・昼・夜・夜食、といった形でご飯とご飯の間隔を短くします。
夜食については、飼い主さんが寝る前に、少しご飯を入れて置いておいてあげると良いです。

2. ご飯の時間はなるべく同じに
ご飯の間隔を短くする場合、
なるべくご飯の時間は毎日同じ時間にしましょう。
毎日バラバラの時間にご飯をあげると、猫ちゃんも混乱し、次いつご飯がもらえるかわかず不安になってしまいます。
猫ちゃんの体内時計ってほんとにすごいのです…
「この時間はご飯の時間^^」と覚えてもらうことで
猫ちゃんも安心して暮らすことができ、
空腹によるストレスが軽減されます。

3. ご飯のお皿は少し高めに
ご飯のお皿を床に直置きされている場合、
猫ちゃんの胃の負担が増加します。
胃に負担がかかることで嘔吐の原因となります。
お皿の位置を高くしてあげることで、首や胃への負担が軽減されます。

助けて自動給餌器!お留守番の強い味方
1や2はお仕事などで家を留守にされる飼い主さんにとっては難しいかもしれません。
そんな時は自動給餌器を取り入れることをお勧めします。
設定した時間にご飯が出てきたり、外出先からスマホで給餌できるタイプもあります。
中には自動給餌器に慣れない猫ちゃんもいますので、
自動給餌器を取り入れる場合は、
飼い主さんが自宅にいる時も自動給餌器でご飯をあげる練習をすると良いです。
「ここからもご飯がもらえるんだ^^」と猫ちゃんに覚えてもらいましょう。
またどうしてもお留守番の時間が長くなってしまい、ご飯の間隔が空いてしまった!! という時は
まずはチュールなど消化の良いご飯からあげることもお薦めです。
我が家ではご飯の間隔が空いてしまった場合、チュールからご飯をあげて
しばらく様子を見るようにしています。
まとめ
猫ちゃんの嘔吐は、飼い主さんにとっても心配の種ですが、
原因が「空腹」であれば、ちょっとした工夫でぐんと改善してあげることができます。
まずは「ご飯を小分けにすること」から取り組んでみてください。
それだけでも猫ちゃんの空腹時間が減り、嘔吐が軽減されるケースは多いです!
もし生活スタイル的に難しいときは、
自動給餌器などのサポートアイテムの力も借り、
猫ちゃんと飼い主さん、どちらにとってもストレスの少ない日常を叶えましょう。
大切なのは「吐くのが当たり前」と思わずに、原因を見つけてあげることです。
猫ちゃんが安心してのんびり過ごしていると、
それだけで飼い主さんも幸せな気持ちが溢れます。
まずは、できることから少しずつ始めてみてください。
